こんにちは、サイト管理者のまつみんです。
我々のIT業界で普通であっても、お客様にとってはさっぱり意味がわからない事がたくさんあります。そのギャップを埋めるのが GeekTech特集です。今回はIDaaS (Identity as a Service)を解説します。
IDaaSとは?
IDaaSは、(Identity as a Service)の略で、一般的にはアイダースまたはアイディ・アズア・サービスと呼びます。クラウドサービスやWebアプリの普及に伴い、我々の身の周りでは数多くのユーザーアカウントが存在するようになりました。IDaaS技術はそのようなクラウド化が進む社会で、表面化されてきた課題に対応すべく生まれてきた統合認証サービス(クラウドサービスとして提供)のことです。
変化に追従できない既存のユーザー認証
いままでの企業におけるユーザー認証は、ファイヤーウォールで保護された内側のネットワークに存在するActive Directoryでユーザーを管理し、認証を行うことで十分にビジネス活動ができていました。しかし近年のクラウドサービス・Webアプリの普及や、雇用の多様化(アウトソーシング・ギグエコノミー)により、企業ネットワークの外側でユーザ管理や認証する必要性が出てきました。ほとんどの企業ではクラウドの普及に自社システムが追いつかず、結果たくさんのユーザアカウントを統合できないまま外部のクラウドサービスで個々に管理する。という状況が生まれてしまいました。
アイデンティティで認証をする時代に
企業ネットワークの内側と外側でユーザーが簡単にシステムやクラウドを利用する時代に生まれた認証サービスがIDaaSです。ユーザーのアイデンティティを元に、適切なリソースへのアクセスを許可する技術により、一元管理で効率よくセキュアな運用を行うことが可能になります。
IDaaSで提供される機能
IIJ America が提供するIDaaS IIJ-ID
弊社では、IIJが日本で独自開発したIDaaSサービスを月額サブスクリプションで提供しております。Office365やG Suite、DropBoxなどのクラウドサービスのアクセスを利便性を落とさずセキュアに運用したい方(アクセスする場所を制限したり、特定のパソコンでしか利用できないようにしたい)に有効なサービスです。詳しくはIIJ-IDの紹介サイトまたは弊社のブログをご覧ください。なお、IIJ-IDの紹介サイト(日本市場向け)での表示価格は日本向けで北米向けとは異なります。詳しくは弊社 IIJ America inc までお問い合わせください。
まとめ
いかがでしたでしょうか? 弊社はインターネットベースの技術でITサービスを展開することを得意とする会社です。お電話による無料相談やトライアルのご相談はこちらのWebフォームからお問い合わせください。
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