こんにちは。
本ブログでは、Remote Monitoring and Management (RMM:リモート監視・管理) ソフトウエアに具備される「リモートデスクトップアクセス」機能を紹介します。
RMMソフトウエアは、オフィスのITをオフサイトから効率的に管理するために不可欠な「可視性」と「制御力」を提供します。その中で「リモートデスクトップアクセス」機能がどういった場面で活躍するのか、さっそく見ていきたいと思います。
業務中にあるさまざまなトラブルは、仕事が立て込んでいたり、急いでいるときに限って起こりがちです。
ビデオ会議のカメラ・マイクが動かなくなってしまった
リモートから、社内リソースへのアクセスができなくなってしまった
大事なファイルが消えてしまった
明らかにフィッシングと思われるメールがInboxに届いている
PCが固まってしまって動かない
ヘルプデスク・サポートのメンバーへ症状を申告して、対処をしてもらう時間を決めて、
待つ。。
リモートワークが定常化した今、サポートメンバーを自席に呼んできて、PCを直接見てもらうというのはあまり現実的ではありません。そこで、遠隔地からPCのトラブルシュートを実施するときに活躍するのが『リモートデスクトップアクセス』機能です。
この機能を使うと、サポートメンバーがトラブルを抱えたPCへ遠隔地からアクセスし、PCの中に入り込み、直接PCを操作することができます。
(基本的に、サポートメンバーがPCへアクセスする際の承認はユーザが行います)
IIJ Americaが提供する「IIJA リモート監視・管理サービス」ではリモートデスクトップアクセス機能として、以下2つのツールを利用できます。
TeamViewer
Splashtop
目の前のPCで起きている不具合を、メールで説明したり電話で説明するのは想像以上に大変です。また、トラブルの切り分けに必要なPCの各種情報をサポートメンバーに伝えるにも、あっちこっちのフォルダやファイルを開いたり、PCをひっくり返したり・・慣れないだけにストレスフルです。
こういったときに、RMMソフトウエアが本領を発揮します!
RMMソフトウエアは、そもそも、遠隔地からエンドポイントの詳細情報を1つのコンソールで確認することができるので、不具合が起きているPCの情報を詳細に確認することができます。サポートメンバーがリモートデスクトップアクセス機能を利用してPCへダイレクトにアクセスする前に、切り分けをスタートすることができるのです。
PCの状態をチェックし、ある程度、不具合の可能性を想定し、対処策の準備をしておくことで、PCへのアクセスを得た時にスムーズに不具合の対処ができる、まさにレスキューツールと言えます。
遠隔地からITエキスパートであるサポートメンバーがPCにダイレクトにアクセスすることで、
ユーザ視点での不具合状況の確認
ユーザのカスタム設定のフォロー
アドミン権限が必要なタスクの実施
コマンドラインを使った対処策の実施、など
を進めることができます。
ITサポートを受けるユーザとサポートを提供する担当者で、同じ事象について話しているつもりが、まったく違う理解をしていた・・ということもあります。RMMソフトウエアのリモートデスクトップアクセス機能は、両者が同じ画面を共有し、PCの操作を行うため、サポート時のコミュニケーションが取りやすく効率的に対処が行えます。
まとめ
本ブログでは、Remote Monitoring and Management (RMM:リモート監視・管理) ソフトウエアの機能の1つである「リモートデスクトップアクセス」について紹介しました!
ご興味を持っていただけましたら、お気軽にご相談ください。
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IIJA リモート監視・管理サービスの詳細はこちら。
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